雑記帳

Twitterの補足、日記みたいなものです。

入院にまつわる諸々

Twitterの日付は7月22日ですが、診察日はツイートの通り7月21日。
この調整で、8月の通院はなくなりました。9月くらいまで手術関連の大きな動きはありません。

さて、今回は保証人の話と入院に関するお金の話。

前回の記事では端折ってしまったのですが、診察を終えて病院を出る前に事務の方から入院に関する説明がありました。
産婦人科から入院案内センターへ移動して話を聞きます。
内容としては、コロナ禍の最中だから

  • 入院前にPCR検査を実施します、なるべく入院日近くに受けてください
  • 手術には家族は立ち会えません
  • 入院病棟にも家族は原則入れません
  • 感染予防のためにもCS(入院用品)セットを申し込んでください

から始まり、後は、
大部屋でもOKか(逆に個室を希望しますかと聞かれるかと思いました。予算的に無理だけど)
持ち込む家電とかありますか?とか(これはスマホとラジオくらいです)

そして
「こちらは入院当日に提出してくださいね」
と、渡されたのが入院申込書(兼宣誓書)です。
ざっくり言えば『入院希望しますので、病院の指示に従いますよ。お金もちゃんと払いますよ』ということを証明する用紙です。
そういう書類には病院によって多少の違いはありますが。『身元保証人と連帯保証人』の記載欄があるんですよね。
身元保証人はダンナさんがなってくれるからいいとして、問題は連帯保証人です。入院の経験をされた方、身近な人が入院したという経験がある方はご存知でしょうが連帯保証人は「患者本人と別生計の者」って定められていたりするわけですよ。
我が家は子供がいませんし、私の実家は頼りにならない。入院費は払えるのだから保証人なんかつけなくてもいいじゃないか。
「あのー……。身内に頼れる人がいないんですけど、どうしても保証人をつけないと駄目ですか?」
との、私の質問に事務のおねえさん、ちょっと困ったような表情を浮かべていましたが
「当日に理由を書いていただければ、身元保証人と同一の方でも大丈夫ですよ」
その場では『ああ、そうなんですか』で流してしまいましたが、この件、もし身元保証人もいなかったらどうなるんでしょう?今は配偶者がいるからなんとかなるとしてもこの先いつ独りになるか判らない。そのとき入院が必要になったらどうすれば?
という考えが脳裏をよぎっていきました。

事務のおねえさんにそんな私の頭の中なんて読めるわけはないので、話題は切り替わってしまいます。
「まだ入院するまで時間がありますから、予め『限度額適用認定証』を申請して用意しておいたほうが費用を抑えられますね」
限度額適用認定については、素人のおばちゃんが説明するよりはこっちのリンク先を読んでいただいたほうが、勘違いや間違いはないです。

www.kyoukaikenpo.or.jp


なぜ、前回の記事で月またぎの入院を避けようとしていたかの答えもその中に載っております。
緊急の入院は仕方がありませんが、調整がつくなら月をまたがないほうが断然、お財布に優しいです。

togetter.com

帰宅後、病院から渡された書類に目を通していると、
「連帯保証人のことなんだけどさぁ」
と、ダンナさん。
「事務の人は身元保証人と同一でもいいって言ったけど、入院当日になったらまた揉めそうな気がするんだよね。そんなので病院側の心象が悪くなるのも嫌だから、俺、実家に聞いてみるよ。ちゃんと払えば迷惑はかからないわけだしさ」
こっちの返事を待たないうちに実家に電話をかけて義母の許可をとってしまいました。
改正民法が令和2年4月1日に施行され、連帯保証人になる際に支払上限額(限度額)を明確に定めなければ保証契約が無効になります。
入院申込書の連帯保証人の欄には上限30万との記載がありました。

ただ、上限に関しては貸す側と借りる側の話し合いの元で割と自由に設定できるそうです。なんかここに抜け道できそうですね。
調べてみたら病院は30万円と提示してあるところをチラホラ見かけました。

<<参考>>
桃太郎と学ぶ民法(債権法)
改正後のルール

http://www.moj.go.jp/content/001311772.pdf


以前、Twitterでバズってましたね。

法務省ホームページ

http://www.moj.go.jp/content/001311772.pdf


昔のように、いきなり無茶な金額をふっかけられるリスクは減ったけど金額の大小ではない。嫌な顔ひとつせず連帯保証人を引き受けてくれた主人の実家の心意気はありがたいけど心境は複雑なんですわー。
さえき氏、債務とか連帯保証人という言葉が大嫌い。

母親の家計管理が失敗し、多重債務問題が明らかになった際、私が火消しに回った事で母は面子を潰されたと思ったのかどうかは判りませんが、親戚を通して絶縁を言い渡された挙げ句にあてつけのように入退院を繰り返して(元々糖尿病を患っており、借金が明らかになったのは2回目の入院中)亡くなったというのが未だに脳内で消化しきれていないので、上記の言葉は本当に嫌なものです。